玄関の土台や角柱のシロアリ被害施工事例
神奈川県茅ヶ崎市のS様は1994年に外構工事を弊社で施工してくださったお客さまです。
弊社が定期的に送付しているリフォーム新聞をいつもご覧になってくださっていて、ショップくすの樹にご来店くださいました。「玄関ドアの開け閉めに不具合があるから見て欲しい」との事。早速、翌日現場調査をしました。
玄関を外から見た写真です。外壁はモルタルで玄関周りはタイルで仕立ててあります。外観では問題があるようには見えません。
中に入りドアの開け閉めをしてみました。確かに不具合が生じています。ドア枠の状態を確認しようと丸印のドア枠を触ってみると・・・驚きました!指で触っただけなのにドア枠に穴が空いてしまいました。
ドア枠の材木は皮一枚で中が空っぽな状態になっている可能性がありました。これではアルミ製のドアを支えられません。玄関ドアはそのまま再利用して、玄関ドア枠を交換。再度取り付け工事をすることになりました。
ところが、玄関ドアを外し、ドア枠を取り替える工事にかかろうとすると、枠どころか土台や柱も状態が良くない事に気が付きました。そこで間柱の部分のモルタルを壊して柱の状態を確認してみると・・・。柱は写真の通りシロアリ被害でスカスカの状態でした。
玄関右脇の状態です。土台も角柱も下から上までシロアリ被害にあっています。
玄関上の屋根が落ちないように急遽、本来の角柱の横に柱を設置しました。S様もシロアリ被害を受けた角柱をみて驚いていました。このように柱の上の方まで食べつくされていたので、獰猛なイエシロアリかアメリカカンザイシロアリがいたと思われます。お客さま同意のもと、現状を確認するため、玄関の窓枠を外す事になりました。
2本目の柱もそして窓枠の内側もシロアリ被害にあっていました。玄関の瓦屋根がいつ落ちてもおかしくない状況です。向かって右側の2本目の柱は通し柱)で2階建の建物を支えている訳ですから、もし大地震が来れば、大倒壊はまぬがれない状態でした。
玄関の瓦が崩れてこないように応急補強をして、下地交換の作業です。こちらは土台や柱を交換中です。
柱、筋交い共にしっかりと固定します。
次に透湿シートを施工します。透湿シートを張ってしまえば、外からの雨水をシャットアウトしてくれ、室内の湿気は外へ逃してくれるので、室内は快適です。次にベニア、ラスカットパネルを施工します。ラスカットパネルは耐震性能が高いので、これを張っただけで両スジカイを取り付けたのと同様の耐震強度が出せます。おまけに、表面はモルタルが付着しやすいように左官下地になっているので一石二鳥。これで下地処理の完成です。
当社の左官スタッフが作ってくれたモルタル壁の上にシリコン樹脂塗料を塗りましたから、外壁は10年以上長持しますので、安心です。「雨水を建物に侵入させない事」これがシロアリ被害にあわない重要なチェックポイントです。 湘南地域(神奈川県,茅ケ崎市,鎌倉市,藤沢市)にお住まいの方で、シロアリが心配の方は、ご相談・お見積もりは無料ですので、グリーンパトロールにご相談ください。(※しつこい営業も致しません) |
グリーン・パトロールの雑草対策工事は、経験と技術のある造園職人が行い、下地の整地から使用する防草シートの品質まで徹底的にこだわっています。
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